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2019.02.16.sat 第183回・神奈川徒歩々旅 保土ケ谷の古墳とか遺跡とか色々 #5 いわくありげな名前の公園を訪ねます。さらに保土ケ谷のランドマークを眺めに行きます。 あのタワー(横浜市防災塔)はなんだろう? と地図を見てこの公園があるのを思い出したのでした(横浜市防災塔に関しては地図ではさっぱりわかりませんでしたが)。遺跡がらみのこの公園は以前から訪れる候補に上がっている公園だったのです。 「仏向矢シ塚公園(ぶっこうやしづかこうえん)」です。地名は「やしつか」のようです。グーグルマップでは矢「ツ」塚公園と表記されていますが、「ツ」ではなく「シ」です。 源頼朝が狩りに来て釜壇山(釜台)から放った矢が地面に刺さり、そこから矢竹が生えたという伝説から「矢崎村」「矢シ塚」という地名が残ったのだそうです。 この辺りは頼朝伝説があるのですね。 ところで矢シ塚の「シ」ってなんでしょう? 「矢シ塚のシ」で検索してもヒットしません。「矢刺塚」なのかなあ。 旧保土ケ谷区に「矢指町(やさしちょう)」という地名がありますが、現在は旭区に属し、仏向ともだいぶ離れています。旭区には畠山重忠の「矢畑」「逆さ矢竹」の伝説が残っていますが、それも場所が違います。 もしかしたらグーグルマップの「ツ」が正解だったりしてね。 この辺りには矢シ塚遺跡があり、石斧などが出土たらしいのですが、ここが遺跡なのかはわかりません。 矢シ塚公園の西入口の階段を下り通りに出ました。このまま歩けば藤塚随道を通って元町ガードへ至ります。 でも、すぐ右折して坂を上って次も何やら曰くありげな名前の公園へ。 「仏向行坐谷公園(ぶっこうぎょうざやこうえん)」です。もしやとは思いましたが餃子屋はありませんでした。地名は「行座谷」ですが公園の表記は「行坐谷」です。 古墳のような盛り上がり……。なんでもないですよね。恐らくここに上れば眺望が得られたのでしょうが、生け垣が伸びて眺望ゼロでした。 さて、行座も行坐も由来はわかりません。 仏向行坐谷公園と道をはさんで隣接するのは「仏向倉沢北公園」。こちらは普通の公園ですね。梅がきれいでした。隣は藤棚でしょうか。 なんか坂ばかり。こちらは144段でしたよ。数えちゃいました。 階段を下り小さな川の向こうの斜面がガサゴソ賑やかなので見てみるとコジュケイの群れが歩いていました。ここは「せせらぎの森」という名の森だそうです。 写真では小さいのですが、保土ケ谷のランドマーク、仏向無線塔が近くなってきました。ここは元町ガードに至る道。そのまま帰るつもりでしたが無線塔を間近に見たくなりました。 というわけで恐らく仏向無線塔にたどり着くであろう坂を上ることに。 振り返ればこんな風景。うっすらと大山が見えました。空気が澄んでいれば富士山も大きく見えるでしょう。 坂を上ると保土ケ谷公園が見えました。保土ケ谷球場のスコアボードにランドマークタワーが重なってなかなかの景色です。 この道は以前歩いたことのある道。仏向無線塔から仏向貝塚へ向かうときに歩いたのでした。 いよいよ仏向無線塔が近くになりました。この日はずっとこの無線塔を眺めながらの旅でした。 こんな晴天下で仏向無線塔を眺めたのは初めてかも。美しいタワーです。こういうの(どういうの?)が好きな人は必見だと思います。 * * * 「矢シ塚のシ」と「行坐谷(行座谷)」の謎は解けません。う~ん。一方、仏向無線塔はスッキリクッキリ見ることができました。 さて、このあとは帰るだけのつもりだったのですが…… 行程:→仏向矢シ塚公園→仏向行坐谷公園→仏向倉沢北公園→せせらぎの森→仏向無線塔→〈つづく〉 لا حرب We believe
by akrk0911
| 2019-02-21 07:00
| 横浜市の旅
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Comments(1)
Commented
by
tom-toom at 2019-02-21 20:16
akrkak さま
コメントありがとうございました。 テレビをつけないでいたら時間がわからなくなるという困ったことがおきました(苦笑) モヤモヤっとしたら外に出ることですね。歩きまわっているうちにルンルンになります。 保土ヶ谷は知らない場所がいっぱいで楽しく拝見させていただいています。
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