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2018.08.25.sat 第167回・神奈川徒歩々旅 厚木市依知地区の旅 #4 趣のある道の連続です。大都会の本厚木駅周辺からは考えられない厚木の町並みなのです。 日枝神社から元の道に戻り歩いていると大きな木がありました。これは天然記念物でもおかしくないような気がします。 ところでこの木なんの木? この木は昭和音楽大学の敷地にありました。それにしても派手な校舎です。 この辺りの住居表示は関口。懐かしいヤマザキパンの看板のある辺りは山際です。いい感じの道です。古くからある道なのでしょう。 「依知村役場跡」です。山際村、中依知村、上依知村、下依知村、金田村、関口村、猿ヶ島村が合併し依知村となったのは1889年。以来1955年に厚木市に編入されるまでここが依知の中心だったのですね。となればこの道は村のメインストリートだったのでしょう。 ちなみに、緑色の網のフェンスが、手前は関口、向こう山際の境です。 跡地というか跡地の隣は厚木山際郵便局。なんとなくギリギリ旧役場の雰囲気が残っているようないないような。 そんなメインであったであろうストリートに歴史を感じる道標がありました。「右大山道」とあります。 反対面には「左厚木道」と標示されています。私はその厚木道を歩いてきたようです(左奥にポツンと写る赤いポストの辺りが依知村役場跡)。 このまま直進するのですが、ここからは大山道を歩くことになるのでしょう。やはり歴史的な道でしたか。 すると今度は立派な長屋門が現れました。次から次へと知らない「名所」が目の前に現れます。 依知村役場跡が目当てでこの道を選択したのですが、スゴいところでした。こんなに普通の道なのに。 こちらも同じ道にある史跡、「山際漢学研究所跡」です。 1891年に依知村の村長も努めた中丸重郎兵衛が開設した漢学を学ぶ塾の跡地だそうです。 大山道(推測)と別れ、国道129号を山際交差点で交差し一路西へ。 山際交差点にあるセブンイレブンの駐車場から大山がよく見えました。 丹沢主脈は雲の中。この日はずっとこの調子。縦走中の方、お気の毒です。 しばらくは大山と丹沢を眺めながら歩きました。 いい眺めです。 太陽を正面に見る道のりでして、暑いことこの上ないのでした。 この道はいつか来た道。ああそうだよ、海老名駅から愛川町へ行くときにバスで通った道だ。多分ね。 * * * 次から次へと現れる史跡に興奮しました。SDカードの残り容量が乏しい状態なので少し呆れもしましたが。 依知の旅はまだ続いちゃいます。 行程:→昭和音楽大学→依知村役場跡→大山道道標→長屋門→山際漢学研究所跡→山際交差点→〈つづく〉 لحرب We believe
by akrk0911
| 2018-08-29 07:00
| 県央の旅
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Comments(4)
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kisetsuwomeguru at 2019-01-22 23:01
依知は私が10年以上勤めていた所です。私が来た頃は寂しい所で草木が生える台地という感じでした。50年も前です。まるで住んでいるかのように依知地区の徒歩歩文を詳しく書いているのが すごいと思います。本当に神奈川のいろいろな所を歩いているのですね。文章も写真も楽しみに拝見しています。(愛川北斎)
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akrk0911 at 2019-01-23 15:38
> kisetsuwomeguruさん
依知は昨年訪れた町の中でも特に印象深い町でした。何かに突出して凄いというわけでもないのですが、とても心地のいい町でした。暑すぎましたが。
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hanawho at 2020-06-14 19:33
兄夫婦が住む関口から本厚木まで歩いて帰った事があります。バス賃を節約するため。笑 まだ21、2の頃。
兄は故人となりました。私は年金暮らし。^^: 懐かしい相州大山は今も変わらず堂々としていますね。 神奈中の黄色と赤の暑苦しい配色は今も同じですか?
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akrk0911 at 2020-06-15 01:34
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